島の宝100景




◇募集内容◇

「島の暮らしや人々の営みがわかり、『島の宝』として次世代に引き継いでいきたい、活かしていきたい景観」を対象とします。

例として、以下のような景観、または、それらが複合的に見られる景観が考えられます。

@ 人々の営みとともに守られている自然の景観
A 島の歴史や伝統文化を反映した景観
B 漁業・農業をはじめ島の産業に関連した景観
C 街並みや集落、日常の営みなど島の暮らしが伝わる景観
D 地域の活動など島の新しい文化が息づく景観

※全国の有人離島約400島(架橋島含む)を対象とします。

ただし、有人離島とともに利用されている周辺の無人島は含むものとします。

※自然そのものや動植物の個体、特定の人物などは対象外とします。

◇選定の視点◇

ご応募いただいた写真と紹介文で示された景観の中から、下記の視点により選定を行います。

@ 島ならではの自然や産業、歴史・文化的な特色とともに、それを引き継ぐ人々のすがたがわかる。
A 島おこしの取り組みなど、島の人々の元気が感じられる。
B 島に行ってみたいと思うような魅力が感じられる。
C その景観を継承し、活用していく価値がある。

◇募集期間◇

平成21年1月15日締切(当日消印有効)

◇応募資格◇

特に問いません。

◇応募方法◇

・所定の「応募票」に必要事項を記入し、「対象とする景観がわかる写真」を添付して、郵送かメール送信にて事務局に提出して下さい。

・何件でも応募できますが、1件につき1枚の応募票を使用し、1件に添付する写真は2点までとします。

<提出方法>

@メール送信の場合

ホームページから様式ファイル(応募票・写真台紙)をダウンロードし、必要事項の記入、デジタル画像挿入貼付した上で、ファイルを送信して下さい。

※国土交通省離島振興課Webサイト : http://www.mlit.go.jp/crd/chirit/

A郵送の場合

記入した応募票と、A4の台紙に写真を貼付して撮影時期と写真に関するコメントを記入したものを郵送して下さい。貼付する写真はLサイズ(89×127o)光沢紙にプリントしたものとします。

<添付写真について>

・添付写真は、対象をより正確に伝えるためのものと考え、写真自体の質は評価対象外とします。

・写真は未発表の作品に限ります。

・選定された100景については、JPEG形式の画像データ(500キロバイト以上)の提出を求めます。

◇選定および結果の公表◇

「島の宝100景」選定委員会において厳正に審査を行い選定します。選定結果は、平成21年3月に公表する予定です。なお、選定された100景については、主催者から認定証を発行し、関係市町村に送付します。

(選定委員 ※委員長を除き、五十音順)

北見けんいち氏(委員長)

漫画家、代表作「釣りバカ日誌」等

海津ゆりえ氏

文教大学国際学部准教授、NPO法人日本エコツーリズム協会理事

加藤庸二氏

写真家、株式会社ワイドビジョン代表取締役

神崎宣武氏

民俗学者、旅の文化研究所所長

斉藤 滋氏

クラブツーリズム株式会社販売促進部顧問

斎藤 潤氏

フリーランスライター、元「るるぶ情報版」編集長

高野宏一郎氏

財団法人日本離島センター理事長、新潟県佐渡市市長
◇応募にあたっての注意事項◇

・応募票及び添付写真は原則として返却しません。

・応募の際に記入された個人情報は、「島の宝100景」選定事業の目的以外の用途には使用しません。

・写真の被写体に特定の人物が含まれる場合は、必ず本人の承諾を得てください。

・選定された景観に係る写真の著作権は主催者に帰属し、主催者が行う広報活動などへ使用させていただきます。

・輸送中の事故、破損については、主催者は一切の責任を負いません。

・添付する写真に関して、第三者との間で問題が生じた場合、すべて応募者の責任において対処し、主催者は一切の責任を負いません。

・選定された景観及び写真は国土交通省離島振興課及び財団法人日本離島センターのホームページで公表します。

◇主催◇

国土交通省都市・地域整備局

◇事務局◇

国土交通省都市・地域整備局離島振興課

住所:〒100-8918 東京都千代田区霞が関2-1-3
TEL :代表03-5253-8111(内33-144)

直通03-5253-8421

◇提出および問い合わせ先◇
(業務委託先) 株式会社メッツ研究所「島の宝100景」係
住所:〒164-0003 東京都中野区東中野3-9-21 ウノサワビル3F
TEL :03-3371-6310 FAX:03-3371-6245
e-mail:shima100@mets-ri.co.jp

(参考) 選定対象の要素として想定される例

選定の対象 要素の例

@人々の営みとともに守られている自然の景観

・養殖などにも利用される入り江や湾など
・利用や管理作業により美しく維持されている丘陵地や森林、草地、海辺など
・レクリエーションや癒しの場として活かされ、人が使うことによって魅力が増している海辺など 等

A島の歴史や伝統文化を反映した景観

・盆行事をはじめ引き継がれている伝統芸能
・豊漁祈願、収穫祈願など、島の暮らしや農林水産業と結びついた神事・祭り
・史跡や伝統的な建造物とともに維持され、調和が保たれている街並み
・島の歴史や民俗的な特色を後世に伝える取り組みの現場 等

B漁業・農業をはじめ島の産業に関連した景観

・漁獲や水産加工、セリなど活気ある漁業現場
・棚田や畑、放牧や農産品の収穫など島らしい農畜産業の現場
・加工品製造や染織をはじめ伝統的な産業の現場 等

C街並みや集落、日常の営みなど島の暮らしが伝わる景観

・島の特徴を反映し、島の人々の日常の営みがうかがえる集落や街並み
・定期船が発着する港や利用者など、海に囲まれた島ならではの暮らしの様子 等

D地域の活動など島の新しい文化が息づく景観

・島に伝わる伝統的な知恵や遺産などを活かした新しい文化活動、産業などの現場
・島の魅力再発見を目指したエコツアーや交流イベントなどの様子
・景観保全や環境保全、希少動植物保護活動の現場 等


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