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平成12年2月10日

平成11年の事故者数と平成12年の状況を比較しました。2月〜3月にかけて事故が多発しています。
十分注意して施工するように心がけてください。

○平成11年に建設省へ報告のあった事故者数

  1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 合計
死亡 2 7 7 5 1 0 0 3 2 1 4 7 39
重傷 4 8 5 2 2 3 8 3 8 6 15 8 72
軽傷 0 2 2 0 0 2 2 1 3 0 1 0 13
合計 6 17 14 7 3 5 10 7 13 7 20 15 124



○平成12年に建設省へ報告のあった事故者数  2月10日現在
  1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 合計
死亡 2 0
重傷 6 1
軽傷 4  
合計 12 1

  1. 1月は、死亡事故が2件発生しました。 一つは現場代理人がしゃがんでマンホールを計測中に、2tダンプが移動してひいたもので、 ダンプの運転手の死角で作業中のできごとです。
     もう1件は、開削中の矢板建て込み中に発生した事故で、 土中に埋まっていたコンクリート塊処理中の事故です。
  2. 矢板建て込み中にNTT回線ケーブルを切断する事故がありました。 約15,000回線分、一万世帯に影響が出ました。  また、BFのアームが電線を切断し約300件の停電が発生しました。
  3. その外、資材の落下、立坑等への転落、土砂崩壊などによる事故が発生しています。
なお、昨年の事故原因のフォローアップを行った結果、下記のような傾向が見られました。
  1. 管布設などで、同じ工法で随時繰り返し施工するため、現場の慣れが油断となり事故が発生。
  2. 大規模工事で、元請けに比べ2次〜3次下請け作業員の事故が多発しており、 下請けが重層化するほど安全意識が薄くなる傾向にあるのではないか。
  3. 道路等の下水道以外の工事を専門にしていた会社が、 初めて下水道工事を経験した時に事故が発生した例がある。
少しでも事故がなくなるように、十分注意して施工をして下さい。また、事故防止に効果があった事例など情報提供をお待ちしています。
死亡事故ゼロをめざしましょう
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