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平成13年9月5日
国土交通省
平成13年度 第10回 いきいき下水道賞

 「下水道の日」は、「全国下水道促進デー」として昭和36年に、著しく遅れているわが国の下水道の全国的な普及を図るために始まりました。昨年、日本における近代下水道の始まりである旧下水道法が制定された明治33年から数えてちょうど100年目を迎えたこと、また今年が、21世紀のスタートとなる年であることなどから、より親しみのある名称への転換を図ることを目的に、「下水道の日」と名称が変更されました。
 「下水道の日」では、下水道の役割や、下水道整備の重要性などについて、国民の理解と関心を一層深めることを目的として、9月10日を中心とする約1週間の間に、多種の行事、広報活動を行うこととしています。
 全国下水道促進デーの頃から通算して41回目を迎える今年度の「下水道の日」では、 

「下水道 あなたと水を むすぶみち」

を推進標語として、「下水道の日」に関連した行事が全国各地で実施されます。 また、9月6日(木)に実施する 「平成13年度「下水道の日」中央行事『いきいき下水道フェスティバル』」では、国土交通大臣賞の表彰を行うとともに、下水道に関するフォーラム等を実施することとしています。


「いきいき下水道賞」受賞団体の決定

 下水道は、生活環境の向上、浸水の防除、公共用水域の水質保全といった重要な役割を担う、 国民の生活に密接に関連した施設でありながら、その施設等の特性上国民の目に触れにくく、 効果・役割が十分理解されていないケースも見受けられる。
 このため国土交通省では、人々に「見える下水道」として特に優れたものを表彰し、 広く紹介することにより、下水道事業者の創意工夫努力の参考に供するとともに、 下水道についての国民の理解と関心を深めることを目的に、 平成4年度より「国土交通大臣賞(いきいき下水道賞)」を実施している。
 今年度は、「第10回(平成13年度)いきいき下水道賞」として、 以下の通り(:受賞事例をご覧下さい)3部門計10事例を決定した。

 
《水環境回復創出部門》
 下水道の整備による河川、湖沼、海域、水路、濠等の公共用水域の水質の大幅な改善や、処理水、雨水等の積極的活用により、良好な水環境が回復、創出されたと認められるもの。
都道府県 市町村 受賞団体 事例名
山梨県 長坂町 同 左 自然豊かな水環境の創出 土といきものの里 日野春農村公園の整備
三重県 伊勢市 同 左 よみがえった伝統の初穂曳き
 
《下水道有効利用部門》
 汚泥や下水熱、下水道施設など、下水道の有する資源、施設の積極的な有効利用により、下水道の果たし得る多様な社会的役割の拡大に寄与したと認められるもの。
都道府県 市町村 受賞団体 事例名
東京都    同 左 環境の担い手としての下水道 〜ゼロエミッションの実現にむけて取り組む処理場〜
大阪府 大阪市 同 左 降雨レーダ情報の市民提供
福岡県 福岡市 同 左 ぽんプラザ〜ハイブリッドポンプ場〜
 
《下水道普及啓発活動部門》
 下水道の普及啓発活動に積極的で、その活動が事業の推進、普及率や水洗化率の向上等に貢献していると認められるもの。
都道府県 市町村 受賞団体 事例名
神奈川県 横浜市 同 左 10周年を迎えた親子の下水道理科実験教室
島根県 多伎町 同 左 循環型社会への幼少期からの体験学習
広島県 広島市  広島学院高等学校 水の浄化方法の研究を通じた水環境問題への取り組み
東京都    同 左 都民に下水道事業をわかりやすく示し、説明責任を果たす、 行政評価制度及び環境会計の導入
福岡県 北九州市  (財)タカミヤ・マリバー環境保護財団 清流がよみがえりアユがかえってきた紫川大作戦
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