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下水道整備の推進により水環境を保全し又は回復させた部門

滋賀県

母なる湖「琵琶湖」を守る流域下水道

 優れた景観と豊かな自然生態系を誇る琵琶湖は、水資源としてのみならず固有の文化を育み、 多様な価値の複合体であり、「母なる湖」である。 滋賀県は、この琵琶湖を世代を超えて共有すべき財産として守り伝えていくため、 湖と人との共生をめざし、自然と人類の共存を図る取り組みを行っている。 下水道では、琵琶湖の富栄養化防止のため、全国で初めて窒素・りんを除去する高度処理を導入し、 また、県下の市町村と協力して下水道普及率を急速に向上させ、 流入河川の水質改善を進め、琵琶湖の富栄養化を抑制している。

図1 下水道普及率と琵琶湖及び河川の水質

図3 湖南中部浄化センター
 琵琶湖流域下水道4処理場の中で最大であり、 最初に供用した。



図2 琵琶湖流域下水道の処理場
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