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都市・地域整備局  都市・地域安全課
都市地域防災対策推進室





■防災上危 険な密集市街地とはどのような市街地ですか?


 防災上危険な密集市街地の特徴としては、
@狭小な敷地に高密度に建築物が建て並ぶ
A地域内の道路・公園等の公共施設が不十分
B老朽木造建築物が多く存在する
の3つが挙げられます。

 これらは@により建築基準法の容積率・建ぺい率要件を、Aにより同法の接道要件を、満たすことが困難であるために、建替えが進まず、結果としてBの特徴 を顕在化させる、といった関係にあります。また、土地や建物に対する権利関係や賃借関係が細分している上に輻輳し、かつ住民の高齢化が進行しているため に、建築物の共同建替えや公共施設整備に向けた地権者等の意見調整が困難な場合が多いです。近年の建築物の耐火・耐震構造規定の改善も、建替え等が行われ なければ、地域の防災性能の向上には寄与しません。
 よって、このような市街地では延焼しやすく、避難や消火・救出活動が困難なため、大規模地震時に同時多発火災が起きた場合には市街地大火となる危険性が 高いといえます。

 防災上危険な市街地は、戦後の人口の急増、大都市への人口集中が著しかった時期において、公共施設の整備を伴った計画的な整備・開発が行われなかった大 都市都心部周辺や、地方都市の旧来の中心市街地に多く存在しています。
 
■密集市街地対策は 大都市問題であり、地方都市には関係のないことですね?


 先に述べたように、密集市街地は三大都市圏にその多くが集中していま すが、約3分の1はその他の地方圏に存在しており、次のような条件に該当する都市地域において、防災上の問題を生じさせている場合があります。

@歴史的都市の中心市街地で、見通しの悪い細い街路が残る藩政時代の古い町並みに、相続によって土地の細分化が繰り返し行われた結果、密集化が進んだ部分
A浜辺の漁村であったところに、戦後の高度経済成長期に海岸線の埋め立てと臨海部の工業化が進み、急拡大した都市の旧市街地
B大都市圏と同様、戦後の高度経済成長期に、土地区画整理事業などが実施されず、急速なベットタウン化が虫食い的に進められた旧田園地域

これらのうち、特に@やAに該当するところには、その都市の歴史性や文化を継承するシンボル的な市街地となっているものもあるため、対応策としても、大都 市圏とは違った独自の観点が必要です。

【地震時 等において大規模な火災の可能性があり重点的に改善すべき密集市街地の一覧】
(平成15年7月11日記者発表)
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