第18回「まちづくり月間」
まちづくり功労者

47件


1.浦幌町商業近代化推進協議会十勝郡浦幌町

 中心市街地は「町の顔」であるとして、快適な環境づくりに配慮した街路整備等活性化のための事業が円滑に進むよう関係機関との連絡調整に努めた。また、建築協定等を活用し、景観に配慮した総合的なまちづくりを推進し、町の活性化に貢献した。

2.小樽市稲北地区市街地再開発組合(小樽市)

 古くは商業の中心として栄えたが、老朽化した家屋が多く防災上の問題が指摘されていた稲北地区において、市街地再開発事業を実施し敷地の共同化による高度利用、建築物の不燃化を行い、周辺商店街の活性化及び中心街の新しい核づくりに貢献した。

3.盛岡市

 ふるさとの顔づくりモデル土地区画整理事業の一次指定を受け、地域と協力して住環境の整備を図り、景観的にも優れた自転車歩行道ネットワーク等個性的な街づくりの先導的な役割を果たした。また、市の道路計画の根幹となる都心及び市街地環状道路の整備に大きく貢献し、新都心軸の形成に向けて道筋をつけた。

4.水沢市姉体地区土地区整理組合(水沢市)

 土地区画整理事業の実施により、新たな定住拠点として居住機能の充実した地域づくりを行い、隣接する既存の住宅団地等との良好なコミュニティーの形成を図り、地域の活性化を促した。当組合は、準備段階から多年に渡り関係者の相互理解を第一として事業の推進を図り、整備後は建築協定委員会を組織し良好な住環境の保全に努めている。

5.八山田土地区画整理組合(郡山市)

既成市街地に隣接する農村地帯において、区画整理事業の実施により計画的な面整備を行い、1,800世帯の宅地需要に応えると共に、その後の組合区画整理事業のモデルとなった。

6.喜多方市

西部地区は、既成市街地に隣接するという位置条件に恵まれていながら、廃線軌道(旧国鉄日中線)による分断、連絡道路の不足等により宅地化が著しく遅れていた。また、本地区内には「濁川改修押切川合流事業」により生み出された広大な廃川敷があり、この活用も課題となっていた。近年宅地の需要に伴い、無秩序な開発が進みつつあったが、土地区画整理の実施により、市民の待望久しい市民会館や運動公園の用地を確保しつつ、都市計画道路を整備し宅地の増進に貢献した。また、蔵等を地区内で移設・再活用し、蔵づくり文化を後世に伝えることを可能にした。

7.北茨城市

 土地区画整理事業により、都市計画道路15路線の新設改良と2級河川花園川の改修を行うとともに、ふるさとの顔づくりモデル事業により駅前通りと併せて水辺周辺の空間整備を行った。また、街並み・まちづくり総合事業により、JR磯原駅前交通広場とその周辺を整備し、さらに大型店を誘致して、北茨城市はもとより茨城県県北地域の新たな拠点として地域発展が期待されるまちづくりを実践した。

8.佐野市

 都市基盤の未整備なまま市街地が進行したため、公共施設の不足、商業活動の停滞、建築物の老朽化等、生活環境の悪化や都市機能の不全を起こした密集市街地において、健全な市街地の整備を目指し、都市改造型の土地区画整理事業を施行し、都市計画道路や駅前広場など公共施設の整備改善を行い、潤いと安らぎのあるまちづくりを行った。

9.伊勢崎市西部第三土地区画整理組合(伊勢崎市)

 宅地化の進行と商業、サービス業務施設の立地により、無秩序な市街地が形成されつつあった西部第三地区において、土地区画整理事業により、都市計画道路、公園等の公共施設の整備改善を行い、宅地の利用増進を図り健全な市街地形成を行った。また、区画整理促進機構の仲介により大規模小売店を誘致するなど一大商業集積地を形成し、市の発展に大きく貢献している。

10.太田市竜内土地区画整理組合(太田市)

 地域中央部近隣地にありながら、低未利用であった竜内地区において、区画整理事業を行い、住環境の整った市街地を実現した。また、本事業に関連し、鉄道によって分断されていた本地区と隣接地区を結ぶ踏切が整備され、両地区間の連絡性が向上した。

11.志木市

 志木駅東口地区は駅前広場などの公共施設が未整備であり、老朽化した建築物が多く防災上も危険であった。権利者調整や保留床処分交渉など幾多の難題を関係権利者の理解と協力及び市職員の熱意により解決し、市街地再開発事業を実施し、店舗、公益施設を含む再開発ビル、駅前広場、都市計画道路を整備した。これにより、地域に賑わいをもたらし、まちづくりに大きく貢献した。

12.大井町東久保土地区画整理組合(入間郡大井町)

ふるさとの顔づくりモデル土地区画整理事業と街並み・まちづくり総合支援事業の実施により、景観に配慮した質の高い公共施設を整備した。また、中心拠点地区に、保留地、公園及び共同土地利用街区を設定するとともに、企画提案競技により建築物を計画的に誘導した。また、良好な住宅地とするために地区計画を活用している。

13.柏駅東口E街区第一地区市街地再開発組合(柏市)

 都市活力再生拠点整備事業により策定した地区再生計画に基づき、市街地再開発事業を実施し、道路や駐車場を整備すると共に、総合設計制度による公開空地を歩道と一体整備することにより、都市機能の強化と潤いのある街づくりに寄与した。

14.市原市国分寺台土地区画整理組合(市原市)

 市原市の中心的な市街地形成を担った組合区画整理事業を実現するとともに、市街地活性化に大きく貢献した事業である。特に行政施設、文化財などに配慮し、調和のとれた快適で安全な市街地整備が図られており、市原市の組合区画整理事業を代表する事業である。

15.大網白里町緑ヶ丘土地区画整理組合(山武郡大網白里町)

 組合施行の土地区画整理事業により安全性と快適性を備えた都市基盤の整備を行い、地区計画制度の導入など良好な住環境の確保等につとめ、本町のHOPE計画の将来都市像である「明るく、豊かな、住みよい田園文化都市」のモデルとなる住宅地を完成させた。

16.原町田四丁目地区市街地再開発組合(町田市)

 町田市の中心市街地の中でも古くから商業地として栄えた当地区において、市街地再開発事業を実施し、周辺のインフラ整備と併せて「商業・公共施設・住宅」の複合ビルを整備し、中心市街地の活性化と人口の呼び戻しに大きく寄与した。

17.藤沢市渡内北部土地区画整理組合(藤沢市)

 地区面積が約4.9haと規模の小さい区画整理事業であるが、組合役員を先頭とした各権利者の創意によって、緑地の保全とともに地区面積の11%に当たる公園緑地空間が確保され、地区周辺部の居住環境の向上に大きく寄与し、あわせて、周辺地域にうるおいを与える空間をも提供している。
また、安全、安心な空間が創出されたことはもとより、景観に配慮した住宅地づくりと良質な住宅デザインを積極的に取り入れることにより、藤沢市としても他に誇れる質の高い景観を形成し、まとまりのあるコミュニティを形成した。

18.茅ヶ崎市

茅ヶ崎市の表玄関であるJR茅ヶ崎駅北口において、駅前広場拡幅とペデストリアンデッキの整備により、狭く雑然とした雰囲気を一新し、安全性・利便性を兼ね備えた「湘南」の雰囲気をイメージさせる人口20万都市にふさわしい快適で魅力ある駅前空間の創出に貢献した。

19.パーク・ド・葉山四季自治会(三浦郡葉山町)

 パーク・ド・葉山四季地区のゆったりとした低層住宅としての良好な住環境の維持保全を図るため、まちづくりのルールとなる地区計画の活用に取り組み、その案の策定にあたっては、協議、検討及び関係権利者の合意形成に努めるなど、地区計画を積極的に推進し、都市計画決定に大きく貢献した。

20.富山市大手町地区第一種市街地再開発事業個人施行者(富山市)

 市街地開発事業の実施により、富山市の中心市街地における合理的かつ健全な土地利用、都市防災の向上、都市機能の更新、都市景観の向上、地域の活性化等に大きく貢献した。完成した施設建築物は、会議・バンケット・宿泊機能が一体化した複合コンベンション施設として、環日本海交流の拠点を形成し、中心市街地の活性化を促進し、都市機能及び都市景観の向上に大きく貢献した。

21.高岡市

都市計画道路の整備を契機に、その沿道周辺整備も含めた沿道区画整理型街路事業、密集住宅市街地整備促進事業の合併施行により都市基盤施設の整備、建物等の更新を行い、併せて、市街地再開発事業による都市拠点施設の整備強化を図る等、高岡市の中心市街地の活性化に寄与するとともに、富山県におけるまちづくりの模範となった。

22.野々市町御経塚第二土地区画整理組合(石川郡野々市町)

 御経塚遺跡等史跡公園と新市街地が一体となった「時空のまち」をテーマに、土地区画整理事業、ふるさとの顔づくりモデル土地区画整理事業、街並み・まちづくり総合支援事業、地区計画などの導入により、バリアフリーに配慮した質の高い新市街地の整備、駅周辺施設の整備を行い、地域特性を活かしたまちづくりの形成に寄与した。

23.島田市

 島田市の中心市街地である島田中央第三地区において、魅力的な中心市街地へ再生することを目的に、土地区画整理事業・地区計画の導入により、道路等の公共施設の整備改善、快適な居住環境の整備、商業・業務活動の効率化を図った。
特に都市計画道路である栄町中河線は、幅員12mの自転車・歩行者専用道路で、平成11、12年度でふるさとの顔づくりモデル土地区画整理事業及び街並み・まちづくり総合支援事業により和風のデザインを取り入れた整備を行っており、店舗が立ち並ぶ「路ひろば」として中心市街地の商業活性化に大きな役割を果たすものと期待されている。

24.勝川駅北A2地区第一種市街地再開発組合(春日井市)

 市街地再開発事業を実施し、春日井市の西の玄関として整備を行っているJR中央本線勝川駅周辺において、土地の合理的かつ健全な高度利用と都市機能の拡充を図った。また、この事業は土地区画整理事業と同時施行で行われ、今後予定されている隣接街区の模範として先駆的な役割を果たした。この結果、駅前にふさわしい交流の場を提供するコミュニティーホテルとして、市民、企業などから広く利用され、地域はもとより市の活性化に寄与している。

25.半田西部土地区画整理組合(半田市)

 人口増加に伴う無計画な宅地開発によるスプロール化を未然に防ぐため、土地区画整理事業により公共施設を整備し、健全な住宅地の造成を行った。特に、都市計画道路4路線の整備、半田市地域文化広場(図書館、博物館、空の科学館、体育館)の用地の確保は、地域の活性化に寄与した。

26.相楽都市計画事業精華台第1地区〜第4地区土地区画整理事業施行者(相楽郡精華町)

 当施行者(京阪電気鉄道株式会社、三井不動産株式会社、野村不動産株式会社)は、関西文化学術研究都市の中心地区である精華・西木津地区において「先端技術と豊かな緑の共存」をテーマに、周辺の豊かな歴史的・文化的遺産及び自然環境に配慮しつつ、文化、学術研究及び産業の新しい拠点を形成する21世紀のパイロットモデル都市として、魅力ある居住環境及び都市環境の創造を目指したまちづくりを進めている。

27.太間子供会(寝屋川市)

 小学校6年生を中心に、昭和55年より20年以上にわたり、国道1号の歩道部や、太間地下道の道路美化清掃を続けている。

28.阪急白川住宅A・B・C地区建築協定運営委員会(茨木市)

 建築協定締結時の理念「住宅地としての環境を高度に維持する」ため、A・B・C地区運営委員会各々が努力し、また連携を図りながら、長年にわたり白川の住宅地について、潤いのある魅力的なまちなみの形成に大きく貢献してきた。

29.門真市一番柳田町北土地区画整理組合(門真市)

 京阪本線古川橋駅の周辺における「ラブリータウン古川橋」としての一体的なまちづくりを行うため、特定土地区画整理事業を実施した。理事長や役員を中心とした組合員の強いまとまりと団結により事業を完成させ、門真市のまちづくりに多大な貢献した。

30.堺市駅前地区再開発委員会(堺市)

 当委員会は、住宅・都市整備公団(現 都市基盤整備公団)施行による堺市駅前地区第一種市街地再開発事業の推進を目的として設立された権利者団体であり、事業完成まで公団ともども努力を行い、堺市の地域核の一つとして位置づけられている堺市駅前地区において、拠点的なまちづくりに多大な貢献を果たした。

31.泉ヶ丘地区福祉の街づくり事業に関する協議会(大阪市)

 当協議会は、泉北ニュータウン内の泉ヶ丘駅周辺の福祉のまちづくりモデル地区内で面的な福祉整備を推進するため、エリア内の行政機関と民間施設管理者で設立され、相互に調整・協力しながら整備・改善を行い、45haの福祉のまちを実現した。

32.芦屋市

 JR芦屋駅北地区は、市の表玄関・中心地でありながら道路が狭く交通が混雑しており、老朽木造家屋が密集し近代化が遅れていた。市街地再開発事業を実施し、商業業務施設を再構築するとともに、上層階に機能的で良質な住宅を設け、駅前立地の特性を生かした住環境・商業環境をつくり出した。併せて、駅前広場を設置するとともに、憩いのスペース、回廊性のあるペデストリアンデッキを設けるなど安全、快適・便利なゆとりのある都市空間をつくりだしている。

33.久留米市小森野土地区画整理組合(久留米市)

土地区画整理事業により、都市計画道路、一部歩行者専用道路、街区公園のグレードアップ、下水道の整備による河川の環境保全、浄化対策を推進し、久留米・鳥栖テクノポリスの住宅供給地として、又、小森野土地区画整理事業のテーマである「水・緑・太陽」に即した環境景観に優れた優良住宅地を形成した。

34.島原市

 島原城、武家屋敷に代表される歴史的資産を守り育てるため、まちづくりの観点から、HOPE計画を策定し、推進事業の一環として「まち並景観賞」を実施するなど様々な施策を打ち出し、行政のみならず市民を広く巻き込み地域に根付くまちづくりを実践している。また、高齢化社会というこれからの課題に対しても柔軟に対応し、今後のまちづくりに反映させるべく積極的な取り組みを行っている。

35.北海道住宅供給公社(札幌市)

 豊平6・6南地区は、かつては都心への中継点として商工業が栄えたところであるが、私鉄と市電の廃止によって、地域活力が低下し地域の活性化が重要課題になっていた。このような中で、地下鉄の延長を契機として、第一種市街地再開発事業を実施し、業務施設並びに公益施設の誘致と、共同化・不燃化を図った都市型の良質な住宅の供給を行った。地区の中央には、公共施設に沿うような形態で公開空地となる広場を整備し、地下鉄を利用する人々を始め、多くの歩行者に憩いの場として親しまれている。

36.廣P 盛行(東京都新宿区)

 昭和46年千葉市環境保全審議会委員に就任以来、各種審議会委員として、長年にわたり千葉市の都市づくりに関わり、昭和57年以降、千葉市都市計画審議会会長として、その指導力を発揮され、本市の業務核都市や政令市への成長発展の基礎づくりに寄与した。

37.武蔵小杉三丁目共同ビル建設組合(川崎市)

 地元権利者が組織した建設組合が施行者となり、優良建築物等整備事業を実施し、従前の零細な住宅・店舗等を共同化し、市街地環境の整備や防災性の向上に寄与した。また、当組合の実績により隣接する地区においても再開発の気運が高まるなど、周辺地区のまちづくりの推進にも大きな弾みをつけた。

38.川崎市

 下水道事業の進捗により不要となった河川の跡地に、高度処理水を送水し、せせらぎ水路として再生した。これにより、都市に潤いを与える魅力ある水辺景観を創出し、さらに地域の防火用水としての有効活用を実現した。また、行政と地域住民が一体になって事業を進めることにより、市民の共感を得たまちづくりを可能にした。

39.横浜駅西口駅前再開発協議会(横浜市)

 再開発事業の実施により、横浜駅西口駅前の3つの街区を統合し、ホテルと業務ビルを建設した。土地の有効利用を図るとともに、交通広場やペデストリアンデッキ、バリアフリー対応施設、地域冷暖房施設の整備を行い、活性化と魅力ある都市づくりに貢献した。

40.元町仲通り会(横浜市)

 横浜市で初めての「街並み誘導型地区計画」の決定や「街づくり協定」の締結など街づくりのルール化を図り、活力ある街に発展していくための活動を行い、商業施設の集積が進む仲通りの永続的な発展と個性的で魅力ある街づくりに貢献している。

41.新開地6丁目東地区市街地再開発組合(神戸市)

新開地6丁目地区は、新開地地区の南の玄関に位置した地区である。居住環境の整備を図るとともに、流行発信基地ハーバーランドに向けた玄関口に相応しい役割を果たすため、市街地再開発事業を実施し、新開地地区の全体計画を配慮しながら住環境と防災上の拠点整備を行った。また、新開地地区のまちづくりに合わせた屋外計画とともに、良質な都市型住宅を供給し、地域のランドマークとなる施設を建設した。事業途中に、阪神・淡路大震災に遭遇したが、たゆまない関係権利者の熱意で大きな障害を乗り越え、竣工に至った。

42.新開地2丁目第2ブロック地区市街地再開発組合(神戸市)

 新開地2丁目第2ブロック地区は、新開地商店街の中核に位置し、商業地として恵まれた立地条件を有した地区である。しかし、老朽低層木造建築が密集し、土地の有効活用がなされていなかったため、住宅、商業施設を中心とする再開発事業を施行することで、良質な都市型住宅の供給及び新開地地区の商業活性化を図った。事業途中に、阪神・淡路大震災に遭遇したが、たゆまない関係権利者の熱意から、全員同意による権利交換を経て、竣工に至った。

43.湊川中央周辺地区市街地再開発組合(神戸市)

 湊川中央周辺地区は、古くから下町の商業地として繁栄してきた。しかし、老朽低層木造建築が密集し、土地の有効活用がなされていなかったため、再開発事業を実施し、都市計画道路の整備と併せて、良質な都市型住宅の供給及び商業施設の近代化を行った。事業途中、阪神・淡路大震災に遭遇したものの、関係権利者の熱意から、複雑な権利調整等、幾多の問題を乗り越え、竣工に至った。

44.広島市

 広島圏都市計画事業(広島平和記念都市建設事業)古川土地区画整理事業を施行、広域商業施設等の立地を推進する一方で、豊かな自然との調和のとれた都市景観を形成した。これらにより、第三次広島市基本計画における広域拠点として位置づけられている広島インターチェンジ周辺地区の魅力あるまちづくりの形成に寄与した。

45.若松A地区市街地再開発組合(北九州市)

 若松A地区は、若松区の中心市街地に位置し、かつては石炭の積出港として栄えたが、エネルギー改革以降次第に衰退し、街の再生が強く望まれていた。このような中、市街地再開発事業を実施し、多くの集客が期待できる大型商業施設と大規模駐車場、中心市街地の人口増に寄与する住宅、地域住民の福祉向上に寄与する図書館などを一体的に整備するとともに、都市計画道路本町桜町線の拡幅整備にあわせて、電線類の地中化による景観整備や広幅員の歩道、立体的遊歩道の整備による周辺商店街との回遊性強化を図るなど、人々の集う海に開かれた賑わい空間を創出し、若松区の活性化に大きく寄与した。

46.北九州市戸畑駅南口土地区画整理組合(北九州市)

戸畑区の活性化の妨げとなっていた大規模な工業跡地と旧国鉄精算事業団の未利用地において土地区画整理事業を施行し、戸畑区の玄関口としてふさわしい商業、業務等の機能を集積させ、新しい都市拠点を形成した。

47.福岡市生の松原土地区画整理組合(福岡市)

 土地区画整理事業を実施するにあたり、眺望豊かな地区の特性を活かすため、電線類の地中化を行うとともに建築協定、緑地協定を締結することで、緑豊かでゆとりのある良好な住宅環境の形成を実現した。

 


[もどる]