琵琶湖の総合的保全

健全な琵琶湖の次世代への継承

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豊かな水をたたえる琵琶湖(正面:竹生島 正面右:葛籠尾崎)

トピックス

琵琶湖の総合的な保全の必要性

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湖北町付近のヨシ帯から見た葛籠尾崎

琵琶湖及びその周辺地域は近畿圏及び中部圏の保全区域として、また約400万年の歴史を持つ世界有数の古代湖として豊かな生態系を有し、さらには京阪神等の約1,400万人の生活、都市活動、生産活動等を支える水資源、及び固有種等の生物の生息空間として重要な位置づけにあります。

琵琶湖の水質については、昭和50年代後半には一定の改善が見られましたが、昭和60年代以降、北湖のCODが漸増傾向を示すなど厳しい状況にあり、環境基準は達成されていません。また、固有種の生息域の減少なども懸念されています。

このため、水質の保全、水源のかん養、自然的環境・景観の保全等の幅広い観点から琵琶湖の総合的な保全を進めて行くことが必要です。

琵琶湖の総合的な保全に関する取り組み

琵琶湖総合開発事業(昭和47年度〜平成8年度)

琵琶湖の総合的な保全のための計画調査(平成9年度、平成10年度)

琵琶湖の総合的な保全のための計画(第1期)(平成11年度〜平成22年度)

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北湖の清澄な水(正面:竹生島)
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