研究学園地区の景観

研究学園地区 研究学園地区の景観

研究学園都市中心部フォト
研究学園地区の景観は、田園風景に代表される地域固有の風土の中に約18kmの長さに渡って南北に広がっています。梯子状に組まれた広幅員の幹線道路、広大な敷地に整然と立ち並ぶ大学や研究施設群、緑豊かな歩行者専用道路でネットワークされた住宅地と大小の公園、個性的な表情を見せ賑わいのある都心地区の施設群。これらは,これまでの日本の都市にはない質の都市景観を生み出しており、ここに住み、訪れる人々に潤いと楽しさを与えています。本都市では、このような国家的事業にふさわしい質の都市景観を形成するため、今までにさまざまな景観上の制度的対応を行ってきました。研究・教育機関や公務員住宅の景観・環境のコントロールのための建設計画標準の策定、道路等の公共施設に関する景観上の検討調査、一般住宅地を対象とした最小敷地条例や文教地区条例の制定、屋外広告物条例の禁止区域指定による無秩序な広告・看板類の規制等であり、特に中心地区においては本都市の顔にふさわしい質の高い景観形成を実現するため、住宅・都市整備公団(当時)は、景観形成ガイドラインとなる中心地区景観計画の策定と、景観審査会の個別審査によるきめ細かいデザイン誘導を行ってきました。

研究学園地区 サイン

研究学園地区 サイン
本都市における公的サインは、計画都市にふさわしい体系的で統一されたサインシステムのもとに設置されており、自動車利用者用のサインと歩行者用サインに大別されます。自動車利用者は、研究学園地区への導入部を示す都市ゲート、街区案内板、施設入り口誘導サイン、公共駐車場サイン等によって、また、歩行者は最寄のバス停における総合都市案内サイン、街区案内板、主要施設案内板によって、それぞれの目的地まで誘導されます。


サインの配置を表した図 (1)北赤黒四神(玄武)
(2)東四神(青龍)
(3)主要田園都市のイメージ
(4)主要素材色研究・科学のイメージ
(5)南四神(朱雀)
(6)西四神(白虎)

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