都市の現状
(1) 人口
平成10年4月の改定計画においては、将来人口フレームを概ね35万人としている。これは、つくばエクスプレス沿線開発地区の人口定着が図られると考えられる、概ね2030年頃の想定人口である。
人口(平成20年4月現在) | 計画人口 | 面積 | |
---|---|---|---|
筑波研究学園都市 | 20.7万人 |
旧計画 22万人 改定計画 35万人 |
約28,400ha |
研究学園地区 | 7.7万人 |
旧計画 10万人 改定計画 10万人 |
約 2,700ha |
周辺開発地区 | 13.0万人 |
旧計画 12万人 改定計画 25万人 |
約25,700ha |
(2) 都市整備
研究学園地区は、本格的計画都市として、格子状の幹線道路網、下水道、公園、住宅等が整然と計画的に整備されている。
- 都心地区においては、共同溝、地域冷暖房システム、CATV、ペデストリアンデッキ等の先端的都市基盤施設が整備されるとともに、都市のシンボルとなるつくばセンタービル、大規模ショッピングセンター、図書館、美術館、市民交流施設等が整備されている。
(3) 国の試験研究・教育機関
- 国等の試験研究・教育機関は、追加、再編を経て、現在、計画に位置づけられた31機関が業務を行っている。これらは文教系、建設系、理工系、生物系及び共同利用系に大別されている。
(4) 民間研究機関・企業
- 周辺開発地区に建設された研究開発型工業団地等を中心に、多数の民間研究機関・企業が進出している。業種別に見ると、医薬品、化学、電子・電気、機械、建設などが多い。