都市づくりの基本方針
筑波研究学園都市の建設は、「試験研究及び教育を行うのにふさわしい研究学園都市を建設するとともに、これを均衡のとれた田園都市として整備」(筑波研究学園都市建設法)することをめざし、次の基本方針に基づいて、整備を進めてきた。
- 研究学園都市においては、高水準の研究及び教育の諸活動が相互に有機的連けいを保ちつつ、効率的に行われるように整備するとともに、自然環境や歴史的遺産の保全を図り、住民の生活が健康で文化的なものとして営めるよう計画する。
- 研究学園都市の建設にあたっては、研究学園地区と周辺開発地区との2地区に分け、各地区の特性を生かしつつ、総合的、一体的に整備する。
- 研究学園地区における研究及び教育機関の配置にあたっては、国立試験研究機関、民間研究機関及び大学等における研究及び教育の各分野の特性に応じ一体的な団地を構成させるとともに、団地相互間の有機的連携を保ち、また、機能補完をも考慮する。
- 民間研究機関については、国立試験研究機関等に準ずる研究機関、及び国の研究活動と密接不可欠な研究機関ならびに研究機能上誘致すべき機関の積極的導入を図る。また、私立大学についても、積極的に導入を図る。
- 研究学園都市における公共公益事業については、研究学園都市の機能を発揮するため必要な施設の先行的な整備を図る。
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周辺開発地区については、研究学園地区と均衡ある発展を図る。
(研究・学園都市建設推進本部決定による筑波研究学園都市建設計画の大綱に基づく)