水辺の更新
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国土交通省屋上庭園では、2013年に池・流れの更新を行いました。その更新作業の様子や工夫した点をご紹介します。

池・流れの経年変化

国土交通省屋上庭園の施工後、ため池部分の変化を見てみましょう。
竣工から1年ほど経過した状況です。
水面がまだ見えており、昆虫や鳥が来るなどかなりの生物が確認されていました。
池・流れの更新直前の状況です。
雑草が池の中に入り込み、水はまったくありません。昆虫などの生物は少し確認されていますが、当初のように水生生物や、鳥の水浴びなどは確認されなくなりました。

更新作業の問題点と改善点

国土交通省屋上庭園の池・流れを更新するにあたり、以前の池・流れの工法で問題だった点と改善した点をご紹介します。
池・流れにおいて2010年には、ため池の部分にススキ、セイタカアワダチソウ、ヘクソカズラなどの水生植物ではない植物が大量に侵入したことで、池・流れの漏水が考えられました。 漏水の主な原因としては、池・流れの外側からだけでなく、内側から水生植物の根が池・流れの防水シートの裏側から入り込み、根が太りその後枯れることによって漏水が引き起こされたと考えられます。
竣工時の設計では防水シートは自着生のあるものを使用しているようでしたが、重ね合わせている部分が多かったこと、また池・流れの端部の処理が甘かったことなどが問題点として挙げられます。
そこで更新時の改善点としては、防水層を入念に接着し漏水を防止する、防水層を水位より高く立ちあげるのと同時に流れの両サイドは樹脂板を使って土壌の侵入を防止するなどです。

更新後の状況

更新後半年ほど経った状況です。
以前のように水面が見えるようになり、再びヤゴ、ゲンゴロウなどの水生生物や鳥の水浴びも確認されるようになりました。
池・流れの更新作業の詳しい様子は、ダウンロードページの「国土交通省屋上庭園池・流れの更新作業」をご覧ください。
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