《 水環境回復部門 》 |
【京都府 京都市】 <清澄な流れを回復した西高瀬川 吉祥院処理場のオゾン処理 >の概要 |
織物産業が盛んな京都市では、従来、染色工場に起因する排水のため川には着色した水が 流れていた。吉祥院処理場からの排水が放流される西高瀬川においても、 以前は川の水が赤紫色に染まり、水辺の景観を大きく損ねていた。そこで、 吉祥院処理場ではオゾン処理設備を整備し、着色した排水の脱色・透明化を図った。 その結果、放流水の色度は著しく改善して、西高瀬川には透明感のある水の流れが戻り、 周辺の水環境の改善に大きく貢献している。 |