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下水道

処理水の送水等により水環境を保全し又は回復させた部門

北海道札幌市

開拓の歴史・水プロムナード

 札幌市の北西部を流れる安春川をはじめとする小河川は、 地域の洪水対策と湿地帯の地下水位を下げて農地として利用を図る目的から、 明治時代に掘削された人工的な水路である。 しかし、都市化の進展により地下水位が下がったため、晴天時には枯渇化が進むととも、 下流河川の流水が逆流・停滞するなど水質が著しく低下していった。 住民からの河川環境の改善に対する要望が強まったことを受け、 創成川処理場の高度処理水を河川へ導水し清流を甦らせるとともに、 水辺に東屋、遊具等を設置することにより、緑豊かな潤いのある空間を人々に提供している。

安 春 川