下水道事業によりせせらぎなどの水環境を創造した部門 |
奈良県広陵町 いにしえの環濠に、ふな(鮒)もこい(鯉) |
下水道の整備を推進することで水質改善を図り、「ほり」という歴史的な意味を持つ水辺空間を、
その歴史的風情をそのままに、現代の良好な水辺空間へと復活させた。 また環濠を雨水幹線整備工事として改修するにあたり、遊歩道を設置するとともに、 植栽、ベンチ、街灯を設けることで、自然と水に触れ合うことのできる、住民の憩いとやすらぎの場を作り出した。 この環濠は近世に至って農業潅漑用水路として利用されており、現在に至っている。 |