あなたがお住まいの地区に、下水道は来ていますか?
下水道は、トイレを水洗化するとともに、各家庭から出る汚れた水を速やかに下水処理場へ運び、まちを清潔に保ちます(生活環境の改善)。さらに、汚れた水を下水処理場でキレイな水にし、放流先の海や川、湖、池の水質を守っています(水環境の保全)。
しかし、地方公共団体における厳しい財政事情など、下水道の普及に対する環境は厳しいのが現状です。
このような中、平成19年度に下水道の社会実験に参加した市町のうち、7市町の社会実験が完了しました。これらの市町は、この社会実験に参加して新たな整備手法を導入することにより、下水道整備にかかる大幅な費用の縮減を達成し、下水道の早期供用を実現しました。
社会実験が完了した都市
北海道苫前町
整備手法:「工場製作型極小規模処理施設(接触酸化型)」
福島県会津坂下町
整備手法:「クイック配管(露出配管)」
静岡県浜松市
整備手法:「流動化処理土の管きょ施工への利用」
愛知県岡崎市
整備手法:「道路線形に合わせた施工」
愛知県半田市
整備手法:「改良型伏越しの連続的採用」・「道路線形に合わせた施工」・「発生土の管きょ基礎への利用 」
熊本県宇城市
整備手法:「道路線形に合わせた施工」
熊本県益城町
整備手法:「クイック配管(露出配管)」・「改良型伏越しの連続的採用」
鹿児島県日置市
整備手法:「クイック配管(簡易被覆)」