平成16年2月18日 |
都市・地域整備局街路課 |
JR中央線連続立体交差事業に伴う歩行者等緊急対策として、工事を進めてきた緑町踏切仮設歩道橋が2月10日に完成しました。
この仮設歩道橋は、昨年9月に実施した仮線切換工事に伴い踏切長が長くなり、踏切遮断時間が長くなったことに対し、沿線市の要望に基づき、国土交通省、東京都、JR東日本が協議して進めて参りました。
2月10日にはエレベーターの設置が完了しましたが、緊急に効果を発揮するため、これに先立ち1月8日に仮設階段を設置、1月17日にスロープ付き階段を設置し、暫定形で供用しました。(別図参照)
1月8日に暫定供用した直後の利用者は、暫定形で供用していたこともあり、1日当たり歩行者約230人程度でしたが、両側にエレベーターを設置した後は、1日当たり歩行者約440人、自転車約450台が利用し、暫定形で供用した段階の3倍以上の利用者があり効果を発揮し始めていると認識しています。
このような踏切対策工事中における歩行者等緊急対策は全国的に実施していますが、これは工事中も歩行者・自転車の円滑な踏切横断を確保するためです。工事中に一人のけが人も出さないための対策をとることは公共事業の使命のひとつであると認識し、そのために必要最小限の税金を投入することも必要と考えております。
緑町踏切仮設歩道橋
(1)エレベーター供用開始日 平成16年2月10日(火)
(2)歩道橋設置箇所 緑町踏切(東小金井駅〜武蔵小金井駅間)
(3)歩道橋の仕様 13人乗りエレベーター・階段部スロープ付(1:4の緩やかな勾配)
(4)供用期間 約2年間
(5)現地写真(立川から東京方を望む。平成16年2月撮影)
(6)設置手順
JR中央線における歩行者等緊急対策の進捗状況について
今年度内に連続立体交差事業で実施が予定されている歩行者等緊急対策
都道府県名 | 道路名 | 鉄道事業者名 | 線路名 | 踏切道名 | 対策内容 |
東京都 | 市)89号線 | JR東日本 | 中央線 | 西原 | 歩行者立体 |
東京都 | 市)第12号線 | JR東日本 | 中央線 | 緑町 | 歩行者立体 |
歩道拡幅 | |||||
東京都 | 主)調布田無線 | JR東日本 | 中央線 | 五宿 | 歩道拡幅 |
群馬県 | 一)太田大泉線 | 東武鉄道 | 伊勢崎線 | 第401号 | 歩道拡幅 |
群馬県 | 市)伊佐須見新井線 | 東武鉄道 | 伊勢崎線 | 第405号 | 歩道拡幅 |
千葉県 | 市)1508号線 | 京成電鉄 | 新京成線 | 新鎌ヶ谷1号 | 歩道拡幅 |
大阪府 | 主)富田林泉大津線 | 南海電気鉄道 | 南海本線 | 北助松6号 | 歩道新設 |
大阪府 | 市)英田中央線 | 近畿日本鉄道 | 奈良線 | 花園第3号 | 歩道拡幅 |
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