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伊勢市神宮参道地区
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当地区は、JR伊勢市駅前広場から外宮(げくう)へつながる神宮参道(県道伊勢市停車場線)の沿道商店街であり、店舗、店舗併用住宅、戸建住宅が混在する地区である。
神宮参道は昭和57〜58年に電線類の地中化とともに植樹帯を配置したコミュニティ道路として整備されたが、平成16年に地域住民が主体のまちづくり団体「神宮参道懇話会」が参画してとりまとめた「まちなみまちづくり提言」に基づき、神宮参道の修景整備が着手され、イベントなどにも活用しやすいように全幅員(約10m)をフラットにし、神宮参道にふさわしい石張り舗装、雰囲気のある照明灯などによる修景整備が実現した。
神宮参道懇話会を中心として、「灯りイベント」、「ゆかたで千人参り」、「外宮ちびっ子博士グランプリ」、「楽市(らくいち)」などの多彩なイベントが開催され、まちの賑わいなど中心市街地活性化に向けた動きが徐々に生まれつつある。 |
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▲神宮参道(県道伊勢市停車場線)
外宮側から伊勢市駅方面を望む。全面フラットな石張り舗装の修景整備が完了済み(歴史文化ゾーン)。 |
▲高張り提灯(たかはりちょうちん)
外宮にささげる「献燈」とした提灯を地元住民が設置。
照明灯への添架、電源確保などで設計段階で工夫している。 |
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▲神宮参道(県道伊勢市停車場線)
伊勢市駅側から外宮の森を望む。全面フラットな石張り舗装の修景整備が完了済み(賑わいゾーン)。 |
▲「たおやめ会」による清掃、植栽など
地元女性まちづくりグループが自主的に清掃、植栽を行っている。竹細工の工夫など参道らしさを演出している様子。 |
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▲楽市(らくいち)
年に2回、露天市場による地産地消の商品販売で賑わう通りの様子。 |
▲第62回式年遷宮(平成25年)に向けた遷宮神事
「お木曳き」 |
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