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三春町大町地区
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当地区は国道288号及び県道飯野三春石川線に接する三春の中心商店街で、背後には風致地区に指定された紫雲寺山の緑や城下町時代を偲ぶ社寺があり、自然や歴史的環境に恵まれている。
昭和58年に策定されたHOPE計画を出発点に、三春町景観条例の制定(「市街地景観整備等特別地区」として指定)、まちづくり協定の締結などを経て、城下町時代の雰囲気(短冊型敷地、蔵並等)や豊かな緑を活かした「歴史公園都市」としての街なみ空間形成が図られている。
商店が面する表通りと、住宅や蔵が面する裏道(通路)を整備し、これに小公園等を有機的にむすびつけて回遊性を高めている。
地元民が参加する磐州通り街づくり協定運営委員会が、街路灯の電気料、小公園の水飲み場の水道料の負担をはじめ、樹木の剪定、除草、日常の清掃活動等を行っている。 |
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▲裏道(通路)と有機的に結びつけたポケットパーク。
磐州通り街づくり協定運営委員会による日常の清掃活動により、維持管理されている。 |
▲磐州通りの南側に平行して在る表通りは、三春町景観条例により景観誘導し魅力ある個店が連なる商店街となっている。
歩道の御影石仕上げや電線地中化等の景観整備がされている。 |
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▲石畳により整備された通路(裏道)。
ここ紫雲寺にお墓がある自由民権運動家の「磐州翁河野広中」に因んで「磐州通り」と名づけられる。 |
▲屋根を街路に面して平入りに揃えることにより、家並みの連担牲を強調し商店街の統一を図っている。 |
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▲自動車整備工場跡の建物を解体した場所を、小公園と通路として整備した。 |
▲三春交流館「まほら」のイベント広場において、定期的に開催されている磐州市。 |
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