当地区は、美濃市の中心市街地を形成し、江戸時代初期に行われた町割を残した、うだつの上がる町並みが形成されている。また、特産の和紙を使った花みこし、流し仁輪加など、歴史と伝統を引き継いでいる。
平成11年には重要伝統的建造物群保存地区に選定され、これを機に、住民の参画により「総合地区整備計画」「景観マニュアル」が策定され、景観の保全と形成が行われてきた。さらに架空線が撤去されたことで空の広がりと山並みの緑の眺望が確保され、まちなみのファサードと調和して、風格のあるまちなみの景観が生み出された。
また、市民協働による「美濃和紙あかりアート展」など、多彩なイベントも開催し、町並みに賑わいが再生しつつある。
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