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 JR西日本福知山線列車脱線事故に係る「日勤教育」
 関連調査について

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  航空・鉄道事故調査委員会事務局は、標記についてJR西日本に対してヒアリング調査を実施している。現在までにJR西日本から聴取した報告の概要は以下の通りである。

  1. 「日勤教育」の概要
      JR西日本では、乗務員が事故等を発生させた場合に、就業規則の定めに基づき、必要により当該乗務員の勤務形態を日勤勤務に変更し、再教育(いわゆる「日勤教育」)を行っている。再教育の要否及び内容については、現場の各箇所長が、事故の原因、本人の事故歴、教育・指導に対する理解度等を勘案した上で、個別具体的に判断している。
      乗務員に対する再教育は、事故等の再発防止のために実施されるものであるが、日勤勤務の中で業務指示として環境整備(除草、社内清掃等)が行われること等により、再教育の趣旨・目的が教育対象者にとって不明瞭となっていた可能性があるとの報告を受けている。

  2. 「日勤教育」の実施件数・日数
    平成15年度
      運転士数 実施件数 平均日数 最長日数
    JR西日本全社 4,162人 574件 4.7日 51日
      うち大阪支社 1,115人 171件 6.1日 41日
        うち京橋電車区 131人 15件 5.4日 17日

    平成16年度
      運転士数 実施件数 平均日数 最長日数
    JR西日本全社 4,098人 608件 5.9日 47日
      うち大阪支社 1,102人 192件 7.2日 41日
        うち京橋電車区 131人 17件 6.4日 23日

  3. 事故列車運転士に対する「日勤教育」及び処分等
    事故等発生年月日 事由 職名(当時) 「日勤教育」の期間 処分等の内容
    平成16年6月8日 停止位置不良
    (学研都市線下狛駅)
    運転士(京橋電車区) 13日間 訓告

  4. JR西日本における運転士から他職種への配置転換
    運転士から他職種への配置転換理由(平成16年度)

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