官庁営繕

経済産業省総合庁舎

経済産業省総合庁舎本館 経済産業省総合庁舎別館

◆沿革

 
<経済産業省総合庁舎本館>

 経済産業省総合庁舎本館は、中央合同庁舎第5号館に続く超高層庁舎として昭和59年に完成しました。施設は、周辺環境との調和や豊
かな景観の創造の方針に基づき、高層化によるオープンスペースと緑地の確保、環境・景観などの外部空間を重視した配置計画とし、敷地
コーナー部にポケットパークを設けるなど、積極的に都市環境への対応を図っております。
 また、エネルギー・資源関係の主管官庁が使用官署であることから、省エネルギー対策についても積極的に採用しており、壁面より内側
に後退させた彫りの深い開口部により、ひさしがある場合と同様に日射を軽減するデザインや、定常的に使用されない会議室を最上階に配
置するなどの工夫が盛り込まれています。

 
<経済産業省総合庁舎別館>

 経済産業省総合庁舎別館は、日比谷通りからみて左側半分が1期工事として昭和43年に完成、右側半分が2期工事として昭和48年に
完成し、現在の形となりました。昭和59年に完成した現本館が建設されるまで本庁舎として利用されました。
 施設は、柱を窓の内側に配置した連窓形式による水平線を強調した外観としています。
 中央合同庁舎第3号館、外務省庁舎に続き、平成20年には免震レトロフィット工事(既存建物の免震化を図ることにより、大地震動時に建
物に作用する地震力を低減させ、既存構造体の補強をほとんどすることなく、耐震性能の向上を図る耐震改修工法)を実施し、防災拠点施
設として必要な耐震性能を確保しています。


◆建築概要

 
<本館>
 ・1984年(昭和59年)建築
 ・鉄骨造 地上18階 地下3階
 ・建面積:1,601m2 延面積:47,071m2
 ・使用官署:経済産業省
 
<別館>
 ・1969年(昭和43年)建築(1973年(昭和48年)増築)
 ・鉄骨鉄筋コンクリート造 地上11階 地下2階
 ・建面積:4,078m2 延面積:59,741m2
 ・使用官署:経済産業省、資源エネルギー庁、中小企業庁、他
 

※建物の面積については国有財産面積を示す。

 


お問い合わせ先

国土交通省大臣官房 官庁営繕部 整備課 特別整備室
電話 :(03)5253-8111

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