○ 官庁施設のユニバーサルデザインに関する基準 | PDF形式:250KB |
1. 基準の制定の背景 | ||
本格的な少子・高齢社会の到来を背景とし、国土交通省では、平成17年7月に「ユニバーサルデザイン政策大綱」を取りまとめました。 これを踏まえ、ユニバーサルデザインの考え方を導入し、すべての施設利用者が円滑かつ快適に利用できる官庁施設の整備を推進するため、平成14、15年度の検討委員会(委員長:静岡文化芸術大学 古瀬敏教授)において取りまとめたガイドライン(案)及び平成17年10月に都道府県等と連携して全国営繕主管課長会議幹事会付託事項として取りまとめた「ユニバーサルデザインの考え方を導入した公共建築整備のガイドライン」をもとに「官庁施設のユニバーサルデザインに関する基準」を制定しました。 |
||
2. 基準の概要 | ||
(1) 基準の位置付け | ||
「官庁施設の基本的性能基準」(平成18年3月31日国営整第156号、国営設第162号)に定める「ユニバーサルデザインに関する性能」の水準、技術的事項等を定めたものです。 | ||
(2) ユニバーサルデザインレビューの導入 | ||
施設整備の各段階において行う「ユニバーサルデザインレビュー」(ユニバーサルデザインの視点からニーズの把握、解決策の検討、評価及び検証並びにフィードバックのプロセス)について規定しています。 | ||
(3) ユニバーサルデザインの視点からの技術的事項 | ||
設計のための技術的事項を、空間的要素については、「移動」及び「行為」といった利用者の行動に着目して整理をしています。 さらに、従来、バリアフリーの考え方では十分に網羅しきれていなかった「情報」、「環境」及び「安全」の視点からの技術的事項を規定しています。 |
PDF形式のファイルをご覧いただくためには、Adobe Acrobat Readerが必要です。
左のアイコンをクリックしてAdobe Acrobat Readerをダウンロードしてください(無償)。
Acrobat Readerをダウンロードしても、PDFファイルが正常に表示されない場合はこちらをご覧ください。