建物配置の工夫又は植栽の移植などにより、既存樹木等の植栽が保存されている。
緑の再生により、開発等にあたって一時的に減少する緑の質と量が確保されている。
建物の外壁面、屋上、建物内の外部空間廻り、囲障、人工地盤面等の緑化について検討する。また、緑化の効果を最大限に発揮しうる植栽の選択、配置を行う。
○所在地:埼玉県和光市
計画地が身近な緑として親しまれているため、既存樹木の移植とケヤキ亜群集の構成種を主体とする新植により、郷土の森である「武蔵野の森」を目標とする景観を重視した樹木の形成を図っています。
○所在地:京都府相楽郡精華町
ランドスケープ計画は、全面大通りと平行に配した、修景滝・前庭・中庭・屋上庭園、敷地背面に広がる自然樹林で構成されています。前庭の閲覧室屋根の芝生・中庭の雑木林・事務棟の屋上庭園は、人工地盤緑化であり、建物の大部分を地下化する事により、周辺の緑との一体化を図っています。
○所在地:広島県広島市中区
多くの人々が訪れる平和記念公園内での施設整備であるため、人の流れを考慮した施設配置とするとともに、平和記念公園の中心的存在である慰霊碑への影響等、公園内の景観に配慮して施設の大部分の地下化を図り、施設の屋上部分には緑化を行っています。
○所在地:沖縄県那覇市
公園緑地及び歩道と一体感のある緑陰空間を提供しています。また、亜熱帯気候である沖縄の日差しを和らげるとともに、都市緑化の推進に寄与するため、建物緑化を積極的に行っています。また、樹種は台風や塩害に強いものを選定しています。