(2)総合保養地域の現状と課題
12年度末現在で41道府県の基本構想が同意を受けており(図4-4-6)、全国で多様な施設が整備・運営され、過疎からの脱却、地元出身者の雇用の場の確保など地域の活性化に貢献している。
現在、国民のためのリゾート、地域のためのリゾート、自然環境の保全との調和等新たな国土形成のためのリゾートという3つの理念に立って、国民の多様なニーズに応えるリゾート整備を地域づくりという長期的視点の下に着実に推進している。12年度においては、リゾート整備アドバイザーの要望地域への派遣のほか、総合保養地域整備と地域産業との連携方策に関する調査、国等の関連支援策の活用の促進など、関係者に対する情報提供、助言等を実施した。