6.自然災害への対応と観光需要の喚起
 平成12年3月の北海道有珠山の噴火により、有珠山周辺地域はもとより直接噴火の影響のない地域においても宿泊予約の取り消し等の風評被害が発生したため、航空会社、鉄道事業者、旅行業者等観光関係者をメンバーとする「有珠山噴火に伴う北海道観光振興対策会議」等を開催し、「ガンバル フンバル 北海道」観光キャンペーンへの協力を要請したほか、秋冬の観光シーズンに向け実施される集中キャンペーンへの支援を実施した。
 また、同年10月に発生した鳥取県西部地震により被害を受けた鳥取県・島根県の観光復興のため「鳥取・島根観光復興フォーラム―元気いっぱい!鳥取・島根―」を開催したほか「鳥取県西部地震に伴う鳥取・島根観光対策連絡会議」を開催し、観光関係者等に対し観光キャンペーンへの協力を要請した。さらに、同年6月の三宅島の噴火等により観光への風評被害が生じている伊豆諸島の観光復興の支援のため、「頑張る、頑張れ、伊豆諸島」と題した「洋上シンポジウム」を開催したほか「伊豆諸島等観光復興関係者連絡会議」を開催し、旅行商品の重点的な企画、正確な情報提供等を要請した。

「頑張る,頑張れ,伊豆諸島」洋上シンポジウム

鳥取・島根観光復興フォーラム