建設リサイクル時代到来!

 産業廃棄物の2割を占め、今後もその増加が見込まれている建設廃棄物のリサイクルは伸び悩んでおり、リサイクル率は58%に止まっています。一方で、産業廃棄物の最終処分場の容量も残りわずかとなるとともに不法投棄も増加し、建設廃棄物のリサイクルや減量を進めることが、緊急の課題となっています。
 こうした現状を打破するため、第147回国会において、一定規模以上の建設工事について、コンクリート、アスファルト、木材を現場で分別した上でそのリサイクルを義務付けることを中心とした「建設工事に係る資材の再資源化等に関する法律」が制定されました。
 これからは、いわゆる「循環型社会」の実現に向け、家電や容器などに加え、建設廃棄物のリサイクルも進んでいく時代となるのです。

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