第I部 人口の減少、少子高齢化の進展など人口構造の変化に対応した国土交通行政の展開 

(我が国の人口は数年後に減少を始める)

 国立社会保障・人口問題研究所の人口推計(平成14年・中位推計)によると、増加しつづけてきた我が国の人口は、平成18年(2006年)の1億2,774万人をピークに、長期の減少過程に入ると見込まれている。平成25年(2013年)には現在とほぼ同水準に、平成62年(2050年)にはおよそ1億人にまで減少していくと予測されている。

 
図表I-1-1-2 年齢3区分別人口の推移

日本の人口は、2006年をピークに減少過程に入る。2050年には、高位推計では1億800万人、中位推計では1億100万人、低位推計では9,200万人にまで減少していくと予測されている。65歳以上の老年人口は、1950年には400万人だったが、2002年には2,300万人に増加しており、2045年には、3,600万人に達すると見込まれている。一方、15歳未満の年少人口は、1950年には、2,900万人だったが、2002年には1,800万人に減少しており、2050年には、1,100万人にまで減少すると見込まれている。
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