第II部 国土交通行政の動向 

(2)国際静脈物流システムの構築

 近年増加しつつある鉄くず等の循環資源について、バーゼル条約等を遵守しつつ、その有効活用を図ることにより、地球規模の視点から循環型社会の構築に寄与するため、国内の静脈物流システムとも連携を図りながら、循環資源の輸出ターミナルの拠点化・大型化、品質管理の強化等による効率的な国際静脈物流システムの構築に向けた調査を実施している。

 
図表II-8-1-4 国際静脈物流システムの構築

我が国の鉄くずの輸出が近年増大しており、2001年には約610万トンとなっている。また、鉄くずは、日本を筆頭に、アメリカ、ヨーロッパなどからアジアへ合計約2639万トン流通している。
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