第I部 東アジアとの新たな関係と国土交通施策の展開 

(東アジア諸国・地域からの訪日外国人旅行者数の動向)

 東アジア諸国・地域からの訪日外国人旅行者数は増加し、2003年(平成15年)には約338万人(対1994年比1.54)となっており、特に中国からの伸びが著しい(約45万人、対1994年比2.32)。その結果、訪日外国人旅行者総数に占める東アジア諸国・地域のシェアもわずかながら拡大して2003年(平成15年)には64.8%となり、EU(9.3%)、NAFTA(15.2%)が占めるシェアを大幅に上回っている。
 また、東アジア諸国・地域からの海外旅行者数のうち、日本を訪れる割合は5.7%(注)となっている。

 
図表I-2-1-2 国・地域別訪日外国人旅行者数

訪日外国人旅行者の内訳は1994年には韓国が26.5%、台湾が18.7%、中国が5.6%、香港が4.2%、アセアンが8.2%、ナフタが17.7%、イーユーが12.3%となっており、2003年には韓国が28.9%、台湾が15.1%、中国が8.6%、香港が5.0%、アセアンが8.1%、ナフタが5.2%、イーユーが9.3%となり、東アジア諸国・地域からの訪日外国人旅行者の人数と割合が増加している。
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(注)インドネシア、韓国、シンガポール、タイ、中国、マレーシア、台湾及び香港の海外旅行者数より算出した。

 

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