第I部 東アジアとの新たな関係と国土交通施策の展開 

(農産物の輸出)

 中国や台湾、香港などでは、経済成長に伴い増加した高所得者層が、価格が高くとも品質の良い日本の農産物を贈答用等に購入する動きが出てきており、りんご、なし、いちご、コメ等の国内産地において輸出促進に向けた取組みが行われている。例えば、青森県産りんごの輸出量は、台湾の世界貿易機関(WTO)加盟等により近年大幅に伸びており、中国への輸出に向けた試みも行われている。

 
図表I-3-2-12 青森県産りんごの輸出量の推移

青森県産りんごの輸出量の推移を見ると、1990年産以降、輸出量は拡大しており、1990年産は1,074トンであったが、2002年産が11,845トンになっている。
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