(6)バスの利便性向上

　自家用車と公共交通機関のバランスのとれた安全で快適な都市交通体系を構築するため、バスを中心とするまちづくりを目指すオムニバスタウンを始めとする都市交通の安全・円滑化に資するバス利用促進等総合対策事業を推進している。また、都道府県公安委員会による公共車両優先システム(PTPS)の整備等、関係機関と連携してバスの走行環境の改善に向けた諸施策を実施し、バスの利便性向上を図っている。
　オムニバスタウンについては、これまでに全国12都市を指定しており、平成17年度には、静岡市及び松山市のICカードシステム整備や仙台市のバスロケーションシステム(注)導入を始めとする様々な取組みに対し、施設整備等への補助を行っている。

(注)バス利用者が、携帯電話やパソコン等を利用して、目的のバス運行状況等を手軽に確認することができるサービス