第I部 地域の活力向上に資する国土交通行政の展開 

1 災害に強い地域づくり

(ハード・ソフト一体の災害対策の推進)
 ハード対策として、従来の連続堤防による河川改修に加え、土地利用状況等に応じ、氾濫した場合でも地域全体で被害を最小化する対策及び近年頻発する都市型水害から都市機能等を守るための対策を実施する。あわせて、水防活動の充実強化、受け手の立場に立った防災情報の改善、ハザードマップ整備、土砂災害危険区域の指定等に対する支援等のソフト対策を推進する。
 また、津波・高潮のハード対策として、従来の海岸保全施設の整備に加え、ゼロメートル地帯や地震防災対策強化地域等において、海岸堤防等の耐震対策、老朽化対策等を実施するとともに、津波・高潮ハザードマップ整備、津波情報提供施設の設置の支援等のソフト対策を推進するほか、地震対策として道路橋の耐震補強等を推進するなど、ハード・ソフト一体の災害対策を推進する。

 

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