2　空港と周辺地域の環境対策

　空港の環境対策としては、発生源対策、空港構造の改良及び空港周辺対策が行われている。航空機の騒音による障害は改善の方向にあるが、今後も航空機騒音の軽減等を図るための対策を行い、空港と周辺地域の調和ある発展を図ることが必要である。
　また、空港と周辺地域において環境の保全及び良好な環境の創造に向けた取組みを行うため、エコエアポート・ガイドラインを制定しており、順次、国が管理する空港において、関係者による協議会を設け、省エネやリサイクルの実施計画をまとめた空港環境計画や騒音対策の継続的推進、地域との交流をまとめた周辺環境計画の策定に取り組むなどエコエアポートづくりを推進している。