第3節 日々の生活の心地良さ向上 

1 活力や魅力の溢れる心地良い地域づくり(←第1章第1節3(1)第2節2(1)(2)(3)1)3)第3節2(2)

【まちににぎわいと活力を】
 暮らし・にぎわい再生事業を通じたまちなかへの都市機能の集積、まちなかの住宅整備事業等に対する出資によるまちなか居住の促進、民間主体・地域参加によるまちづくりの支援、まちづくり交付金による地域の創意工夫を活かしたまちづくりの支援などにより、中心市街地の活性化や都市再生を推進する。
 加えて、今後の人口減少社会、地球環境問題に適応した制度へと再構築するため、都市計画制度の抜本的見直しを行う。

【美しく魅力あるまちをつくる】
 美しく魅力ある地域づくりを推進するため、まちづくりと一体となったにぎわいのある河畔空間の創出への支援や環境学習等の水辺での活動への支援、都市公園等の整備や機能の充実、地域の実情に応じて軒下・裏配線などの多様な手法を活用した無電柱化、地域の歴史・文化資産を活かした総合的な歴史まちづくり等を推進する。

【日々の移動を便利で快適に】
 まちづくりと連携し、都市や地域における総合的かつ戦略的な交通施策を推進していくため、LRTやバスの走行環境の整備・改善、交通結節点の整備、自転車利用環境の計画的整備を推進する。また、「開かずの踏切」等による交通渋滞や踏切事故の解消を推進する。

【広域ブロックの自立的な発展を促進する】
 多様な広域ブロックが自立的に発展する、美しくて暮らしやすい国土を構築していくため、地域自立・活性化総合支援制度の活用などによる広域地方計画の具体化を推進するとともに、定住自立圏等の形成支援、「新たな公」の取組み支援による生活に必要な機能の確保やコミュニティの創生を推進する。
 
図表I-2-3-1 広域ブロックの自立的な発展の促進

図表I-2-3-1 広域ブロックの自立的な発展の促進

 

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