第2節 国土交通省の総力対応 

コラム 国土交通省の緊急災害対策派遣隊(TEC-FORCE)

 緊急災害対策派遣隊(TEC-FORCE)は、大規模自然災害が発生し、又は発生するおそれがある場合において、被災地方自治体等が行う災害応急対策に対し、被害状況の調査、被害の拡大防止、早期復旧等の面で技術的な支援を円滑かつ迅速に実施することを目的に、2008年に国土交通省(国土技術政策総合研究所、国土地理院、地方支分部局、気象庁を含む)に設置された。
 創設以来、2008年には岩手・宮城内陸地震等の対応のため延べ約1,500名、2009年には中国・九州北部豪雨等への対応のため延べ約1,100名、2010年は奄美豪雨等の対応のため延べ約200名が派遣された。
 東日本大震災においても、延べ18,053名(8月7日時点)が現地に派遣され、迅速な被災状況の把握、途絶した通信機能の確保、排水ポンプ車による湛水の排除、災害復旧のための調査等に従事した。
 
【TEC-FORCEの任務】
【TEC-FORCEの任務】

 
【被災状況調査】【石巻市に設営された衛星通信車】【被災自治体、自衛隊との調整】


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