第1節 地球温暖化対策の推進

第8章 美しく良好な環境の保全と創造

第1節 地球温暖化対策の推進

■1 地球温暖化対策の実施等

 平成27年12月にフランス・パリで開催された国連気候変動枠組条約第21回締約国会議(COP21)では、京都議定書に代わる温室効果ガス削減のための新たな国際枠組みとして、パリ協定が採択された。
 パリ協定を踏まえ、日本においては、28年春までに地球温暖化対策計画を策定する事が示されたことから、国土交通省においても、社会資本整備審議会環境部会及び交通政策審議会交通体系分科会環境部会における議論等を踏まえ、新たな計画に位置づける地球温暖化対策(緩和策)の検討を行った。
 また、緩和策を最大限実施したとしても、気候変動の影響を完全には避けられないとの認識が広がっており、気候変動による悪影響へ備える適応策を実施することの重要性が指摘されていることから、省エネルギー対策や再生可能エネルギー導入に加え、適応策についても最大限の推進を図っていく。
 
図表II-8-1-1 国土交通省の地球温暖化対策(緩和策)
図表II-8-1-1 国土交通省の地球温暖化対策(緩和策)


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