第2節 自然災害対策

第2節 自然災害対策

 我が国の国土は、気象、地形、地質等が極めて厳しい状況下にあり、毎年のように地震、津波、水害・土砂災害等の自然災害が発生している。平成29年は、平成29年7月九州北部豪雨、7月22日からの梅雨前線に伴う大雨、台風第18号、21号の上陸、翌年の草津白根山(本白根山)での噴火など、各地で自然災害が相次いだ。特に九州北部豪雨では、福岡県、大分県の中小河川等で氾濫が発生したことに加え、土砂や流木の流出によって甚大な被害が生じた。また、気候変動の影響による水害・土砂災害の頻発・激甚化、南海トラフ巨大地震・首都直下地震等の巨大地震の発生等も懸念されることから、自然災害対策の重要性はますます高まっている。このため、防災・減災対策を抜本的に強化し、命と暮らしを守るために必要なハード・ソフト対策を進めている。


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