第2節 楽しみ方に対する国民の意識と求められるすがた  自分の自由になる時間を充実させることは、人生全体の充実につながり、心身ともにリフレッシュすることにより、働き方を充実させることにもつながる。  本節では、余暇の現状と、充実させたい余暇を年代や居住地別に整理し、余暇の充実の実現に必要なことを考察する。  また、地域活動・ボランティア活動等の社会貢献活動(注17)は、参加することで、やりがいや、いきがいを感じ、その人にとって「楽しみ」となりうる。このため本節では、社会貢献活動を「楽しみ方」の一種として捉え、社会貢献活動への意識について紹介する。 注17 地域活動・ボランティア活動等の社会貢献活動とは、第1章第1節注10の定義と同様。