(2)国内貨物輪送の動向


 (JR(貨物会社)はコンテナ化が進んだものの、減少を続ける)
 鉄道による貨物輸送のうち、コンテナは、車扱の繊維・化学工業品のコンテナ化などにより、7.3%の増加、車扱は、セメント、石灰石の減送、石油ピギーバックの撤退の影響が続いており、9.5%の減少となったため、鉄道全体で2.8%減となった。

 (特別積合せトラックは増加)
 特別積合せトラックは、宅配便、家電製品、パソコン等の増加が継続しており、全体で3.5%増となっている。

 (内航海運はほぼ横ばい)
 貨物船は、セメントなどの増加により0.8%増、油送船は0.3%減となり、内航海運全体では0.3%増となっている。

 (航空は増加)
 航空は、生鮮貨物、航空宅配貨物などが依然として好調なこともあり、全体では4.3%増となっている〔2−1−29表〕