(3)国際輪送の動向


 (国際航空旅客は好調)
 我が国企業による国際航空旅客は、9.7%増と大幅な伸びを示した。これは、近年、円高などによって喚起された海外旅行需要の増加の勢いが、依然として継続しているものと考えられる。

 (外航海運貨物は全体的に伸び悩み)
 我が国企業による外航海運貨物(8年4〜6月の実績)は、輸出が26.1%減、輸入が0.2%減、三国間が18.8%減となっており、全体で6.0%減となっている。

 (国際航空貨物は横ばい)
 国際航空貨物は、大変好調であった7年度の反動で、輸出入計で0.1%減となっている〔2−1−30表〕