(2)国内航空に関する規制緩和


 運賃の多様化と航空事業者による経営効率化の観点から、7年12月に、航空事業者が路線ごとに標準的な原価を最高額とする一定の幅で包括的に認可を受け、その幅の中で自主的に運賃設定することを認める幅運賃制を導入した。
 これにより、従来の割引運賃の規制緩和と相まって、事前購入割引の割引率の拡大、一部の路線における普通運賃の低減、回数券の多様化等による利用者利便の増進が図られている。