(イ)復旧に伴う輸送人員の回復


 JRについては、東海道本線及び山陽新幹線が全区間開通した7年4月以降には対前年同月比でプラスに転じており、震災の影響も見られなくなっている。阪急電鉄、阪神電鉄等については、路線の不通による輸送人員の大幅な減少があり、両電鉄が全線開通した7年6月以降においても、沿線人口の減少に加えJR線へのシフト等のため輸送人員は十分に回復せず、震災の後遺症が長引いている〔2−1−39図〕