(1) 国内観光促進協議会の開催


 国内観光は、現在、割高な価格水準、個人・小グループ旅行を中心とした多様なニーズへの対応の立ち遅れ、観光地の魅力低下等により、空洞化が懸念される状況にある。
 このため、平成7年6月の観光政策審議会答申を受けて、国内観光促進に向けた諸施策を国内観光産業全体の取組みにより具体化していくため、7年9月に国内観光促進協議会を設置した。協議会では、高齢者や障害者の旅行促進、滞在型旅行の促進、国内旅行の低廉化等の施策テーマ毎にワーキンググループを設置するとともに、必要に応じてモデル事業の実施のための地域検討会を置き検討を行い、推進方策を取りまとめたところである。