3 相互乗り入れ


 大都市圏においては、複数の鉄道事業者による鉄道ネットワークが形成されていることから、乗り換えに伴う不便を解消することが旅客の利便性の向上に欠かせなくなっており、鉄道の相互乗り入れや乗り換え駅の施設の改善を進めることがますます重要となってきている。
 このうち、首都圏については12事業者によって相互乗り入れが行われており、8年6月1日現在、その距離は861kmとなっており、1年間で29km増加した。また、全国では、JR旅客会社と第3セクター鉄道間の相互乗り入れを含め、8年6月1日現在、49事業者3,628kmにおいて乗り入れが行われており、1年間で205km増加した。