(オ) 省エネルギー対策への取り組み


 近年、内外のエネルギー需要の増大、二酸化炭素等の濃度上昇に伴う地球温暖化等の地球環境問題への関心の高まり等に関して、環境負荷の低減にも貢献する省エネルギーの重要性はますます増大してきている。
 運輸省においては、「エネルギーの使用の合理化に関する法律」に基づき、ガソリン乗用車の燃費について一層の改善を図るため、自動車メーカーが遵守すべき新たな目標値等を5年1月に告示するとともに、ガソリン貨物車についても8年3月に燃費目標値を告示し、自動車燃費の一層の改善を推進している。また、ディーゼル車についても燃費規制の導入について今後検討することとしている。
 このほか、自動車及び交換部品等に係るリサイクルの促進を図るため、自動車整備事業者等に対して、適切な指導及び助言を行うこととしている。