(1) EDIの概要


 異なる企業間で、商取引のためのデータを広く合意された規約に基づき、コンピュータ間で交換するEDI(Electronic Data Interc-change:電子データ交換)は、取引先情報を瞬時に送付でき(迅速性)、また、帳票間のデータ転記が不要になる(効率性)とともにその際の誤記が解消される(正確性)ほか、広く合意された規約(EDI標準)に基づくことで、取引先ごとに異なる端末機への重複入力(いわゆる多端末現象等)の問題も解消し、業務効率化に資するなどの利点を有している。