自動車安全情報の提供(公表)(8.3.22)


 平成3年に策定された第5次交通安全基本計画において、「ユーザーが車種別の安全性の差異を把握し、より安全性の高い車を選択することを可能とする自動車安全情報提供について実験事業を進める」こととされたことを踏まえ、自動車事故対策センターは3年度から運輸省の協力のもとに、自動車の安全情報の提供について調査・研究を行ってきた。
 その成果として、@シートベルトの効果と正しい着用法、Aエアバッグ(運転者席、助手席)等の装備状況一覧、B1.5リットルクラスの国産乗用車8車種の高速ブレーキ性能と前面衝突安全性能の比較試験結果について「自動車安全情報」として8年3月22日に試行的に公表した。
 本事業は、車種毎の安全性に関する比較情報を公正中立な立場で取りまとめ、これを公表することによって、より安全な自動車の開発促進と普及拡大に役立てようとするものである。