昭和40年度におけるわが国の航空事業を概括すると,国際線および国内ローカル線においては,従来どおりかなりの伸びを示したが,国内幹線において,特に下半期において,東海道新幹線および相続いたジェット機の事故等の影響を受けて需要が激減し,国内幹線を運営している航空企業は,いずれも,大きな痛手を受け,航空業界再編成の動きはいよいよ緊要性を増してきた。
第1節 国際航空運送事業
第2節 国内航空運送事業
第3節 産業航空
第4節 利用航空運送事業
第5節 航空従事者