2 異常気象監視体制の整備


  現在,最も強く対策をせまられている集中豪雨は,当面の対策として,従来の点を主体とした観測網から,面の観測が可能なレーダーの活用を強化する。さらに,気象官署の観測施設の近代化や雨量,風,波浪などの細かい観測網を最も効率的に配置し,テレメーターなどの方式で,局地的な異常現象を監視し大きな流れの場との関係を判断して,実用的な情報を迅速に社会に提供する方向で進めている。


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