第1章 概況

  港湾は,海陸交通の結節等の機能を通じて,豊かな地域社会と安定した国民生活を築くための基盤として重要な役割を果たしてきた。昭和52年11月に策定された第三次全国総合開発計画及び同計画を受けて策定された各種地域計画において提唱されている定住構想を推進し,国土の均衡ある発展を図るためには,交通体系の整備が不可欠であり,港湾は,全国幹線交通体系形成の重要な核として,また,総合的居住環境を形成するための基盤として,その役割はますます重要なものとなってきている。


1 港湾数の現況

2 港湾施設の現況

3 入港船舶の現況

4 港湾取扱貨物の現況

5 主要5港の利用状況